OvE新作「NS」が登場。誕生の裏側とレンズに込めた想いを、ヘア&メイクアップアーティスト・中野明海さんに語っていただきました。
公開日:2026年7月3日
OvE「NS」の開発秘話
今回発売された新作「NS」は、2年前に発売された「N」の魅力を受け継ぎながら誕生したモデル。より自然なサイズ感と繊細な色味を追求し、キャッチライトレンズの魅力をさらに磨き上げました。
「実は、既存の『N』は、1984年に公開された不朽の名作SFアニメに登場するヒロインの瞳をイメージしているんです。その作品は今や巨匠とされる作家さんが絵コンテに描くキャラクターの瞳を本当に丁寧に描き込んでいるんですよ。ろうそくの光が映り込んでいたり、胸がいっぱいになるシーンでは揺らぐ光が宿っていたり、怒ると瞳孔が小さくなったり。人ってリラックスしていると瞳孔が開いて、怒ったり驚いたりすると小さくなるんですけど、それまで描かれているんです。こんなこと分析しているの、私くらいかもしれませんけど(笑)。
それを見て、本当に素晴らしいなと思っていました。揺らぎや潤み、ほんの少しの光で瞳の中が複雑に見える。その美しさをコンタクトレンズでも表現できないだろうかと思って生まれたのが『N』なんです」
そして、発売後とても評判の良い「N」をベースに、ユーザーの声も取り入れながら生まれたのが「NS」です。
「瞳の大きさは人それぞれなので、今回は少しだけ小さく、自然なサイズ感にしました。色も、その名作アニメーションのさまざまなシーンを見返しながら、今の流行りでもある紫がかったブラウンやグレーなどのニュアンスを取り入れています。『NS』は、そのヒロインが持つ凛とした美しさと、中野の”N”を掛け合わせたものです。いわば、私のこだわりを凝縮したネーミングですね(笑)」
前例のないキャッチライトレンズだからこそ、その開発は決して簡単なものではありませんでした。「N」の完成までには約3年。そして今回の「NS」でも、納得のいく仕上がりを目指し、何度もサンプルの試作を重ねたといいます。
「『N』の時も、最初の試作品ではいかにも“少女漫画の瞳”といったキラキラしすぎたレンズになってしまったものもありました。今回の『NS』も、サイズや色味を少し変えるだけでも印象がまったく変わってしまうので、納得いくまで何度もやり直しました。
私が表現したいものを開発チームのみなさんが辛抱強く受け止めてくださって、一緒に築き上げていった感じですね。何度サンプルを見ても『うーん、まだ違うな』の繰り返し。でも、この世にまだないものだから参考にできるものもありません。だから、チーム全員が『これなら欲しい!』と思えるところまで、試行錯誤を重ねて完成しました」
「美しさ」を探求し続けてきた、中野明海さん

キャッチライトレンズという新しい発想は、突然生まれたものではありません。ヘア&メイクアップアーティストとして数々の撮影現場で培ってきた経験、そしてその原点には、幼い頃から「可愛いとは?」「綺麗とは?」を問い続けてきた、中野明海さんの飽くなき探究心がありました。
「小さな頃から、『可愛いってなんだろう』『綺麗ってなんだろう』って、ずっと考えていました。その頃から人の顔を描くのが好きで、雑誌などを見てこの顔が好きだなと思うと、その人の顔をトレースしていたんです。なぞると、どこに目があるから綺麗なのか、バランスがよく分かるんですよ。色に騙されないんです。
小学校一年生の時、『将来の夢』をテーマにした作文で、『私は大きくなったらお化粧がしたい』って書いたんです。当時はヘア&メイクという仕事があることも知らなかったものですから。
先生には『お化粧は大人になったら誰でもできます。もっと大きな夢を持ちましょう』って言われてしまいました(笑)。でも今なら、『私は思った通りの大人になりました』って言いたいですね」
そんな中野さんに、「輝き続けるために意識していること」を聞くと、意外な答えが返ってきました。
「輝き続けよう、なんて考えていないかもしれないですね(笑)。でも、年齢を重ねれば顔も体も変わりますよね。目元は年齢とともにどうしても下垂してきてしまうので、それに合わせてアイラインを描くようになったり、眉の位置を少し下げてみたり。昔と同じメイクではなく、『今の自分』に合わせて更新しているだけなんです。メイクに正解はありません。自分がよく見えてる気がして、気分が上がるように楽しめることが一番大切なんです。例えば『年齢を重ねたからメイクは薄く』なんて思う必要もなくて、実はここ10年くらい、私自身はどんどんメイクが濃くなっています(笑)。そのほうが元気に見える気がするから。
何が似合うか、そのバランスや匙加減は人それぞれ。だからこそ、自分に合う”ちょうどいい”を見つけながら、メイクを楽しんでほしいですね。メイクって、私は“コミュニケーションツールのひとつ”だと思っているんですよ。人に会う以上、『疲れてますか?』『大丈夫ですか?』って心配されるより、『なんか楽しそう』と思ってもらえるほうがいい。そのための工夫をするのがまた楽しいんです。
そして、目はその人のコンディションが一番出る場所でもあると思っています。疲れていたり、気持ちが沈んでいたりすると、瞳の輝きまで変わって見える。だからこそ、瞳に光が宿るだけで、その人全体がいきいきとした印象になるんです。誰か別の人になるためじゃなくて、自分らしさはそのままに、ちょっと前向きな気持ちになれる。OvEのレンズをつけることで、『今日、なんだかいい感じ』って思えるきっかけになったらうれしいですね」
「NS」は、自分がご機嫌でいられるレンズ

OvEのキャッチライトレンズは、瞳に自然な輝きを宿すことで、顔全体に透明感を与えてくれると評判。実際に「肌まできれいに見える」という声も多く届いているそうです。目元の印象が変わるだけで、気持ちまで少し前向きになる。新作「NS」は、そんな変化をより自然に叶え、自分をご機嫌にしてくれるレンズです。
「“自分のポテンシャルをちょっと上げたい”という人に使ってほしいですね。覆い隠すファンデーションではなく、素肌をちょっときれいに見せてくれるファンデーションってあるじゃないですか。それと同じ感覚です。
変身したいわけでも、誰かに『変わったね』と言われたいわけでもない。でも、これひとつでなんとなく雰囲気が変わる。そんなレンズとして提案していきたいんです。
それに、メイクもしやすくなるんですよ。光を吸い込む瞳だと、メイクを重ねても目が小さく見えてしまうこともあるんですけど、瞳に光が入り(それをキャッチライトと呼びます)透明感が生まれることで、どんなメイクもすっとなじむんです。自由に楽しく、セルフアップデートを楽しんでみてください」
※コンタクトレンズは高度管理医療機器です。必ず眼科医の処方に従って購入してください。

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