「色ではなく光で魅せるコンタクトレンズがつくりたかった。
誰にもつけていると気づかれないのに瞳をうるうると輝かせて、
透明感を宿してくれるような――」by AKEMI NAKANO

カラコンではない“キャッチライトレンズ”として、2018年のデビュー以来、年齢や性別を問わずファンを増やし続けている「OvE(オヴィ)」。開発のきっかけは大人気ヘア&メイクアップアーティスト・中野明海さんの『瞳の中にキラキラとした輝きを宿せたら?』という想いでした。新作3タイプの発売を記念して、その制作秘話を改めてお伺いしました。

イメージしたのは、目には見えないけれど
その人のムードを変えてくれるほのかな香り。
そんな風につけられるコンタクトがあったらな、と

子供の頃お姫様の絵を描くとき、瞳の中に白いドットを入れたりしませんでしたか?
そのことからもわかるように、瞳に宿る光は美しさや幸福感を印象づけるのにとても重要なもの。でもメイクアップでは決して表現することができないんです。
だから撮影現場ではカメラマンがライトを駆使してモデルさんの目に光を映り込ませたりするのですが、瞳の色や形によってはどうしても光が入りづらい人もいて……。
どうにかコンタクトレンズでキャッチを演出できないものかと、30年以上も前から思っていました」

その後カラコンが一般に普及しはじめたものの、それは理想とはかけ離れたものだったという中野さん。色で盛るのではなく、光と透明感を宿すレンズをつくりたい。長年の想いがようやくかたちになったのは、およそ3年の開発期間を経た2018年のことでした。

「実は私、瞳の虹彩マニアでして(笑)。
日々メイクをして何千人もの目と向き合ってきた中で、『こんな風に光が入るとうるんで見えるな』とか『蛍光灯の光が四角く映り込むと可愛いぞ?』とか、きれいだと思った瞳のイメージを頭の中に無数にストックしているんです。
それを元に光をデザインして生まれたのがOvEのキャッチライトレンズ。
初めは私が虹彩の絵を描いて『こんな風にしたい!』と力説したのですが、なにしろ前例がないため、開発チームの方々も意図を汲み取るのに苦労されたと思います。
何回もサンプルをつくって頂いて、実際に瞳にのせたときいかに自然に見えるかをとことん追求してゆきました」

-そうして一般的なカラコンの約3倍(!)もの制作時間を費やして完成したOvEのキャッチライトレンズ。具体的にはどんな特長があるのでしょうか?

「まっさきに思ったのは、人の瞳は左右対称ではないのでレンズは不規則なデザインにしたいということ。同じ柄が両目に乗っているとどうしても宇宙人っぽくなるというか、何を考えているかわからない感じになるのが怖い気がして(笑)。あえて不規則なデザインにすれば瞳の中でレンズが回って自然とアシンメトリーになり、グッとナチュラルに見せられると考えました。次に意識したのは繊細なトーン。人の目の複雑な色調を表現できるように。
重なったときにキレイに見える組み合わせにこだわって1枚につき4つもの色を使っています。まずは光をデザインしてそれに合うトーンを考えるというのが共通の流れですね」

ピンクにイエロー、黄緑など、他のレンズでは決して見ない独特の色使いは中野さんならでは。ひとつひとつの色が悪目立ちすることなく絶妙なバランスで調和し、まるで生まれながらのように魅力的な瞳を演出してくれます。

「もし『今日のカラコンどこの?』とか『カラコン可愛いね』なんて言われたら、それがいくら褒め言葉であったとしても私的にはアウト。そうではなくて『キレイな瞳の人だな』と思わせたいんです。他の誰かになるわけじゃなく、つけるとなんだか気分が上がって自分のことがもっと好きになれる。
キャッチライトレンズはそんな存在であってほしくて。今までつけてきた盛り系のカラコンが歳を重ねて似合わなくなったという方に『今の気分にしっくりくるレンズにやっと出合えました』と言って頂くこともよくありますね。
ものすごくナチュラルだけど確実にいいムードをくれるから男性にもおすすめ。キツく見られがちな人もふっと優しげな印象になって、営業成績が上がったりしちゃうかも(笑)」

「ネーミングやパッケージデザインからも
OvEの世界観を感じて下さい」

-インスタグラムで『#OvE』を検索すると、パッケージごとアップされているのをよく目にします。
これは今までのコンタクトレンズではそうなかったこと。このシンプルで洗練されたネーミングとデザインには、中野さんのどのような想いとこだわりが詰まっているのでしょうか?

「“目をデカ盛りします!”みたいなレンズとは対極のものだと印象づけたくて、見た目や音の響きでも透明感を連想させられたらと。
白・黒・シルバーは個人的にも大好きな色合わせなのですが、その3色を基調にした部屋にそのまま置いてあっても気持ちのいいパッケージを目指しました。
ネーミングには瞳やレンズの丸み、酸素をイメージさせる“O”をどうしても使いたかった。
スペルは違いますが、フランス語で水を意味する言葉も“eau(オー)”ですしね。
そこから色々なパターンを考えて、最終的にLをつければLOVEになるOvEに落ち着きました。
こうしてニュートラルなイメージに仕上げることで、どんな世代や性別の方も手に取りやすいアイテムであるように。
そうしてOvEが私の名前を離れてどんどんひとり歩きしてゆくことを願っています。
その日の気分に合わせて香りやアイラインの色を変えるように、誰もが気負わずつけられて心をほんのり弾ませてくれる。
そんな新時代のコンタクトレンズをこれからも提案してゆきたいですね」

※コンタクトレンズは高度管理医療機器です。必ず眼科医の処方に従って購入してください。

撮影/池村清可 構成&文/小川 由紀子

〈プロダクトアドバイザー〉ヘア&メイクアップアーティスト

中野明海

1985年:フリーのヘア&メイクアップアーティストとしてキャリアをスタート。

幅広い知識・豊かな経験に裏打ちされた確かなテクニックと、常に時代の先を見据えた感覚で、“女性がなりたいと憧れる顔”をクリエイトし続けている。

ヘアメイクとして活躍するかたわら、化粧品や美容ツールの開発・監修も手がける。

色から光へ。光を引き出す、キャッチライトレンズ。OvE(オヴィ)

ありのままの自分でいることの難しさも、着飾って盛り立てる楽しみも、もう知っている。
過剰な足し算ではなく、さりげなく。色とデザインを考えつくされたレンズが、
大人の瞳に潤いをもたらし、あなただけの魅力を生き生きと輝かせる。

ヘア&メイクアップアーティスト・中野明海の「撮影現場で用いるテクニックをコンタクトレンズで表現できないか」という思いから誕生した“キャッチライトレンズ”。 “キャッチライト”とは、レフ板を使って被写体の瞳の中に写り込ませる光のこと。黒目を大きく、瞳を色付けることを目的とした従来のカラーコンタクトレンズとは異なる発想で、瞳の中でキラキラと輝く光を表現し、透明感と潤いに溢れた瞳を実現。繊細な色合いとそれを左右非対称に配したデザインによって、柔らかく朗らかな印象を自然に演出します。

色から光へ。光を引き出す、キャッチライトレンズ。OvE(オヴィ)

ありのままの自分でいることの難しさも、着飾って盛り立てる楽しみも、もう知っている。過剰な足し算ではなく、さりげなく。色とデザインを考えつくされたレンズが、大人の瞳に潤いをもたらし、あなただけの魅力を生き生きと輝かせる。

プロダクトアドバイザーヘア&メイクアップアーティスト

中野明海

1985年:フリーのヘア&メイクアップアーティストとしてキャリアをスタート。

幅広い知識・豊かな経験に裏打ちされた確かなテクニックと、常に時代の先を見据えた感覚で、“女性がなりたいと憧れる顔”をクリエイトし続けている。

ヘアメイクとして活躍するかたわら、化粧品や美容ツールの開発・監修も手がける。